里香は焼き芋の皮を剥き、一口ぱくついた。
「あっ、熱いから気を付け」
「ァツッ、ちょっと裕一、なんでもっと早く言わなかったの?
舌火傷しちゃったじゃない!」
「え、里香が先に…」
「言い訳する気?
言うの遅いだけでなく責任転嫁?
罰として火傷治しなさいよ」
「わ、わかったよ。冷たいお茶買ってくるよ」
「それだと時間かかるじゃない。そんなことより…」
いきなり体を引き寄せられ唇を奪われた。
ちゅっ、くちゅ、ちゅぱ、じゅぱ
「!!」
里香の舌が唇を割って口内に侵入してくる。
舌と舌が交じりあい、それに唾液が絡む。
「ぷはぁっ、これで応急処置はできたかな?」
「はぁはぁ、ちょっと里香いきなりなんて…それにここ外…」
「何よ、嫌だったの?
ここおっきくしてるくせに。」
「あ、これは…」
「これは何かな?もしかしてお芋?
せっかく火傷治したんだから早く食べないとね」
そういい裕一のズボンのチャックを降ろした。


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