ガチャ
「ただいま」
返事はない。そういえば、お母さん今日も遅くなるって言ってたな…
制服から部屋着に着替えベットに寝転んだ。
「ふぁ〜少し寝よ」
前日、本を読んで夜更かししたせいか、ものすごい睡魔があたしを襲っていた。

―――どのくらい寝てたんだろう?何か違和感を覚えて目を覚ました。
「――ん…え?…な、なにこれ!」
理解出来なかった。寝てたはずなのに、今のあたしは服を全て脱がされ、手は頭の後ろで縛れ同じく縛れた足と繋げられていた。
「ひっ…」
いきなり身体を掴まれベットの上で膝立ちの状態にさせられた。そして、背後から胸を鷲掴みにされた。
「いやぁぁぁ!」
(だ、誰!?裕一!?)
違う…裕一はこんな事しない。
目を窓にやると少ししか開けてなかった窓が、全開になっていた。
(ま、まさか…)
最近このあたりで泥棒が頻繁に起こってるのを思い出した。
(どうしよう…このままじゃ…あたし犯される)

「いやぁ…やめて」
蚊の鳴くような声で言った。しかし、胸を揉む手は止まらない。それどころか、さっきよりも強く揉まれている。
(怖い…助けて裕一…お母さん…)

「ハ…あん…」
(こ、声が漏れる…)まるで弱点を知っているかの様に攻めてくる…悔しいけどあたしは、感じていた。
「ハ…ハァ…んぁ、そこは…」
ついに乳首まで弄られ始めた。

「いゃ…ひゃぅ…」
「ん!くふぅん!」
乳首を摘ままれた。
(ダメ…気持ちぃぃ…ゴメンね。裕一…)
こんなあたしを裕一が見たら嫌われちゃうだろうな…目が熱くなった。
…あたしは泣いていた。

「くぅ…はぁん!も、もぅ…やめてぇ…」
(これ以上されたら逝かされちゃう…裕一以外の人に…)
あたしの状態を察したのか、弄る手つきは更に激しく、乱暴になっていた。
「え!?ハァ…あぁぁ!」
乳首をこねまわし、摘まみながら攻めてくる。
「ダメ…ダメェ…くぅぅ…お願…い…やめて…あぁ!」
(も、もぅ駄目…)

両乳首をギュッと摘ままれた。
「助けてぇ!いやぁ!んんぁぁぁ!」
全身を痙攣させてあたしは逝った…

(あぁ…裕一…以外の人に…ゴメンね。ゴメンね。)
ゴメンね。と、呪文の様に呟きながら涙を流した。そのまま、あたしの意識は闇へと堕ちた…


『という夢を見たんだ』
「(゚д゚)」
『ん?どうした里香?』
「このぉ!ヘンタイ!」
そのまま僕の意識は闇へと堕ちた…


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